生地と乾燥

読むことは人を豊かにし、話し合うことは人を機敏にし、書くことは人を確かにする。

20130122読んだ記事と感想

世界を俯瞰するニュースを発信 -英BBCの新ニュースルーム訪問記(1)(小林恭子) - BLOGOS(ブロゴス)

「(ここから引用)BBCの事業は、日本のNHKのように視聴者から徴収する「テレビライセンス料」(NHKの受信料に相当)でまかなう国内向けの制作活動、広告収入と番組配信料で運営し、海外向け事業を担当する商業部門「BBCワールドワイド」、英外務省からの交付金が原資となる国際ラジオ放送「ワールドサービス」などによって構成されている。「(ここまで引用)」

→BBCが3事業を行っていたことを知らなかった。このような体制だからこそ施設施設整備も行い易いのではないか。受信料だけでまかなっていると、受信料を支払う人々に対する説明責任が強く問われるが、説明責任は事業・インフラ整備の実施に萎縮効果を生じさせがちだと思う。また、複数の収益源を持つことは政府のためでも、一企業のためでもなく、視聴者のための活動を目指しやすくなると思う。

日本でも、「本当のことを知りたい人々」というニーズ層はある。それに対応するために考えられる方策として、市民発信型のニュースサイトがあったが、鳥越俊太郎氏の取組みは持続的な活動を担えるだけの利益は出せなかった。結局、口コミ的・散発的・独立的なニュースプロバイダー(WEBベース、ケーブルテレビなど形式は様々)の情報は正しさを強調しやすくなるが、品質管理はできない。

結局、新しい形式はなかなかなく、BBCのような既存の形式の組み合わせが「まだまし」なものを作るための落とし所になるか。

「ソシャゲ」の未来 グリーとDeNA、海外進出に明暗(tenten99) - BLOGOS(ブロゴス)

自分がやらないから特にそう思うのかもしれなが、ソーシャルゲームは、適当に作った原価の低いゲームで、子どもからお金を巻き上げるビジネスモデルというイメージしかない。自分もテレビゲームは好きだった。昔のゲームは販売までこぎつけることが難しく、作り手の思いがこもったゲームが生産されていたと思う。でも、そのようなゲームは利益が出ず、ゲームの主戦場はソーシャルゲームに移行してしまった。

直木賞作家朝井リョウはどこの会社の何者なのか?サラリーマンと副業、肩書きの微妙な関係 - 常見 陽平(アゴラ) - BLOGOS(ブロゴス)

公務員の場合は許可をとって作家業を行うことになるようだ。

日本一社員が幸せな会社の社長が説くデフレ脱却策(小笠原誠治) - BLOGOS(ブロゴス)

この社長が言えることは、自社の基準に従って採用した労働者についてのみであり、一般の労働者全体についていうと誤謬が出る、というか誤謬が大きいのではないかと思う。

超絶衰退する秋葉原――都市学者・クリスタラーの「中心地理論」が予言する秋葉原の儚い未来(baby_theory) - BLOGOS(ブロゴス)

中心地理論「レア(希少)なものほど都心に集まる」は、弁護士もそう。東京、大阪、あるいは各地方都市の都心部に集中している。